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《ことこと倶楽部》第8回 投稿者:上西 律子 投稿日:2008/09/20(Sat) 21:54 No.21

9月20日(土)、《ことこと倶楽部》第8回を行ないました。

とてもおもしろいことが、《ことこと倶楽部》で流行っています。
「お月さんいくつ」というわらべ歌があり、ここ何回か中井先生とこどもたちで歌っているのですが…

 お月さんいくつ 十三 七つ
 ななおり着せて おまんはどこ行った
 油買いに 酢買いに
 油屋の角で 油一升こぼして
 その油どうした 犬がねぶってそうろう
 その犬どうした 太鼓に張ってそうろう
 その太鼓どうした あんまり叩いて破れてそうろう
 その破れどうした 火にくべてそうろう
 その火どうした 灰になってそうろう
 その灰どうした 麦に蒔いてそうろう
 その麦どうした 鳩が食べてそうろう
 その鳩どうした 山へ逃げてそうろう

歌はそこまでなのですが、こどもたちは中井先生に

 その山どうした

と続けて歌を掛けるのです。そこから中井先生とこどもたちが延々歌の掛け合いをします。
すごく楽しいので、こどもたちはとてもいい声でどんどん歌います。この歌遊びは、しばらく続きそうです。

 ♪おつきさんいくつ
 ♪亥の子のぼた餅
 ♪ひとつひよこが(手遊び)
 ♪いちおいてまわろ(まりつき)

あいことば→わらべ歌遊び→尺八のお稽古→お箏のお稽古、と順に回って活動しました。

今回の尺八のお稽古には、宮崎壱豊先生がおいでくださり、楽しいご指導をしてくださいました。
途中でさりげなく手品が入るので、初めてのこどもたちは目を丸くしていました。
宮崎先生は、こどもと同じ目線からご指導くださり、みんな一生懸命になれるのでした。
《ことこと》には、多くの尺八の先生が関わってくださいますが、それぞれの先生がいろいろな角度からご指導くださり、
それが逆にこどもたちに良い刺激となっていると感じます。
あるこどもがお稽古のあと、「私な、学校のリコーダー、めちゃめちゃ下手やのに、なんで尺八、音出るんやろ」と言っていたのが、おかしく嬉しい。

あいことばは、前回の続きを加えて、

 萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花

次回、第9回は10月4日(土)です。

  

《ことこと倶楽部》第7回 投稿者:上西 律子 投稿日:2008/09/19(Fri) 19:09 No.20

9月6日(土)、《ことこと倶楽部》第7回を行ないました。

まず、こひつじ保育園の小さな園児たちを招いて、一緒にわらべ歌遊びをしました。
園のこどもたちは《ことこと》に参加することをとても楽しみにしています。
大きなお兄さんやお姉さんが一緒に遊んでくれるという特別なふれあいに、親や兄弟の繋がりとはまた違う豊かさを
感じているのかもしれません。

同時に《ことこと》のこどもたちも、園の小さい友達に頼られ、求められることで、成長するのです。
本来こどもたちが育つところには、このような異年齢の遊びの場、多様な人間の交流があるべきだと思います。

 ♪おつきさんいくつ
 ♪なわとび
 ♪通れ通れ山伏
 ♪ゆすりゃゆすりゃ
 ♪まりつき

お箏は、久保先生にしっかりと特訓をしていただいてから、春樹先生と直子先生の少人数のお稽古を受けました。
このお稽古のかたちは、現在とてもうまくいっています。
こどもたちは本当のお稽古の緊張感を学んでいます。

一方、同時進行のわらべ歌遊びと尺八のお稽古は、こどもたちの自主性に任せる部分が多く出ただけ、少し集中ができなかったかなと思います。
次回の課題です。

あいことばは「秋の七草」より

  萩の花 尾花葛花 撫子の花 …

続きは次回ということになっています。

あいことばを北見先生の前で唱える時のこどもたちの発声は、どうしてあんなに良いのでしょう。
10月から狂言遊びが始まります。
発声とことば、声とことば、狂言遊びからは多くの課題が見えてきます。

次回、第8回は9月20日(土)です。



《ことこと倶楽部》第6回 投稿者:上西 律子 投稿日:2008/09/18(Thu) 06:38 No.19

8月30日(土)、《ことこと倶楽部》第6回を行ないました。

前回の中村先生のお話を聴いて、何人かのこどもたちが感想文を書いてきてくれました。
のちほど、まとめて紹介したいと考えています。

まず、わらべ歌遊び。

 ♪いしかみはさみ
 ♪なみなみこなみ
 ♪ゆすりゃゆすりゃ
 ♪狐狩りそうろ
 ♪いちおいてまわろ

まりつきが人気です。
とにかく、まりつきってこんなに難しかったっけというくらい、今のこどもたちはまりつきが下手です。
こどもたちは体操教室やスイミング、サッカー、野球、バレー、ダンス…、いろいろなお稽古事に通っていますが、
そういうところで学ぶ運動神経と、昔ながらの木登りだとかまりつきだとか、羽子板遊び、縄跳びとかいった遊びで
養われる体のバランス感覚は違うものようです。

わらべ歌がこどもたちの心の栄養であるように、昔からの伝承的な遊びには、こどもたちにとって本当の
体のバランスの栄養がつまっているもしれません。

森田耕山先生がおいでくださり、尺八をご指導くださいました。ずいぶん音がよく出るようになってきました。
そろそろ曲を習っていきます。

お箏は「六段調」に入りました。
《ことこと》では、邦楽の曲というものを、譜面から学ぶのではなく、お箏の「手」から学ぶことをめざしています。
そこでこどもたちは狩谷先生から、ツン、テン、シャシャコロリンといった口唱歌(くちしょうが)で教えていただいています。
邦楽は本来、昔からみんなそうやって習ってきたものなのです。

あいことばは

 すもももももももものうち

この早口ことばを、狂言遊びの北見先生がリズムをつけていうことで、ことば遊びにしてくださいました。
こどもたちは、とてもいい声で言い合っていましたね。

最後はいつもの「羅漢さん」や「たけのこ一本」などを合奏しました。
森田先生が、そのこどもたちのお箏に尺八をつけて演奏してくださると、簡単なわらべ歌の旋律が豊かな邦楽の合奏になりました。

これを体験させたかったのです!

ほんとうに贅沢な《ことこと倶楽部》の音色となりました。

《ことこと倶楽部》第5回 投稿者:上西 律子 投稿日:2008/08/03(Sun) 08:36 No.18

8月2日(土)、《ことこと倶楽部》第5回を行ないました。

中村茂隆先生のお話
『茂隆先生がこどものころに起こったこと』

日本人の8月の記憶は確実に薄れつつあります。
今のこどもたちに、どのように記憶を語り継ぐことができるのか、今回の茂隆先生のお話は、
そのひとつの形を提示してくださったと思います。

事前に渡しておいた先生の年表(http://www.kotokoto-club.com/board/img/18.pdf)には、
こどもたちが、それぞれのおじいちゃんおばあちゃんのこどものころを聞き書きして、書き加えてくれていました。
また講師の先生方も、それぞれのこどものころを記録してきてくださいました。

語り継ぐということは、自分の手で自らを掘り起こす、自分のまわりを掘り起こすということなのです。
それは難しいことだったり、辛い作業だったり、悲しい思いがぶりかえす痛みだったりします。
でもすべてが消えてしまわないうちに、私たちは残し、語り継がなければなりません。

こどもたちの聞き書きは、少しずつ記録していきます。
来年からは、こどもたちのおじいちゃんおばあちゃんの『こどものころに起こったこと』を取り上げ、
語り継いでいただきたいと思っています。
また、茂隆先生のお話を聞いたこどもたちの感想も、これからていねいに取り上げていきます。

お話のあとは、わらべ歌でたくさん遊びました。

 ♪花一匁
 ♪西郷隆盛
 ♪きつねがりそうろ
 ♪おんごく「一おいてまわろ こちゃ市たてん」で、まりつき

あいことばは、茂隆先生のこどものころの絵描き歌から

   ○ちゃんが 三月三日に乙もろて
   きれいなリボンが十銭で まがったアメが四銭で
   タテタテヨコヨコ ○かいてチョン …

こどもたちがこのあいことばを言って、茂隆先生に描いていただきました。
後日、その写真を載せましょう!

次回、第6回は8月30日(土)に行ないます。


添付:18.pdf (177KB)

戦時下のこどもたち 投稿者:上西 律子 投稿日:2008/07/27(Sun) 09:51 No.17

《ことこと倶楽部》からの企画 “8月の記憶を語り継ぐ”

   中村茂隆先生のお話   『茂隆先生がこどものころに起こったこと』

日時 2008年8月2日(土) 10時〜11時
場所 こひつじ保育園 2Fホール

中村茂隆先生のプロフィール

作曲家
1932(昭和7)年7月 神戸生まれ
1956年 東京藝術大学音楽学部作曲科卒
1957年〜1996年 神戸大学にて教鞭をとり、現在は神戸大学名誉教授。

詳細は 中村茂隆オフィシャルホームページ
《たかが音楽、されど音楽 中村茂隆》 http://www.shige-chant.jp

著作

「あの戦争から震災まで」 (1996年) 定価1500円
「里に移りて ― 日記と書簡に遺された集団疎開の記録」(2005年 新風舎刊) 定価1800円+税。

この2冊は、当日会場にて販売の予定です。

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